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ペットの健康管理Health care

シャンプー(洗浄・薬浴)について

シャンプー(洗浄・薬浴)は、動物たちの被毛と皮膚の健康状態を保つためにもとても大切な処置です。

現在では皮膚科において「シャンプーによる治療法」が独立して語られるようになりました。
これは健康な皮膚においては皮膚のバリア機能が重要とされています。
特にアトピーやアレルギー性皮膚炎ではシャンプー及びリンスによって皮膚のバリア機能を良好に保つことが重要だとされています。

当院では現在10種類ほどの薬用シャンプーが準備されています。
その中から主なものを挙げてみますと

1. 硫黄系…脂漏体質・ダニ・疥癬
2. タール系…脂漏体質・カビ性皮膚炎
3. クロル・ヘキシジン系…細菌性皮膚炎
4 ポピドン・ヨード系…細菌性・カビ性皮膚炎
5 カモミール・オイル系…かゆみ・アレルギー性皮膚炎
6 パーオキシベンゾイル系…細菌性皮膚炎・カビ・ダニによる皮膚炎

等があります。

どの種類を選ぶかやシャンプーの仕方・頻度などについては、診察の際に先生からの指示に従ってください。

また、リンス・コンディショナーの使用についても、それぞれの病気や被毛の状態によって違います。

シャンプ−の後の乾燥については、ドライヤーを使ってもよろしいです。
またタオルによる丁寧な吹き上げをされてもよいと思います。
ただしかゆみのある場合は、少し低温で乾燥をさせるとよいと思います。

心臓疾患や代謝性疾患がある動物、老齢の動物についてはお湯の温度・シャンプーの時間などに注意をしましょう。



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