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ペットの健康管理Health care

心のお話

中学生の体験学習の時や人の集まる場所で時折質問されることがあります。

「犬や猫以外には、どのような動物が病院には来るのですか?」

そんな時、半分冗談のように、こう答えることにしています。

「動物の飼い主さんがたくさん来ます。」


動物たちはひとりで病院に来ることはできません。
また病状を自分で訴えることもできません。

さらには動物の病気について心配するあまり心が疲れてしまった飼い主さんも病院には来ます。
一方、大変明るい飼い主さんで病院に来て私とお話をして動物に対する愛情を私たちと分け合う人たちもいます。
「動物の治療のお話ではなくて、とにかくこのつらさを先生に聞いてほしいんです。」といった家族の人たちもお見えになります。
残念なことに動物が亡くなってしまった後、動物の想い出や看病のいきさつを私たちへの感謝とともにお話に見える方もあります。
動物が亡くなってしばらくすると「先生、また飼っちゃいました。」と言って可愛らしい子犬や子猫を連れて見える方もいます。
ですから動物病院へはいろんな動物の飼い主さんたちがたくさん来るのです。


最近では急速に少子化と核家族化が進みました。
ペット(伴侶動物)に生活の潤いを求め、心の慰めを得る傾向が強まってきたようです。
多くの中高年の方が老後はペットを伴侶として暮らして行きたいと願っているそうです。

最近では人生観や動物の命に対する法律のあり方にも変化が起こってきました。
高度な動物医療をぜひとも受けたいという方々も増えてきました。
インターネットによる情報の過多により、動物の病気に関する知識を誤って理解される方もいます。
そうしたことから、動物とどう暮らしていったらよいのか、時には迷われる方もいらっしゃいます。

私たち、さわき動物病院では、飼い主さんたちの心の負担にもお答えできるように努めてまいります。
病院のモットーでもある、愛情深い看護、穏やかな治療態度をいつも心がけていきたいと思っております。



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