3月号
あけましておめでとうございます
梅雨の季節です。長雨と高い湿度は犬達や猫たちには少々つらい季節となりました。急な夕立や雷におびえる動物もいます。

では梅雨時にはどんな点に気をつけたら良いのかお話を致しましょう。

先ず雨のためにお散歩ができず、排泄と運動に困る季節です。特に神経質な柴犬などの日本犬や室内犬では散歩中でないと排泄をしない子がいます。そのため膀胱炎が起こってしまったり、胃腸障害になったりする場合があります。
大型犬や運動量の多い猟犬タイプの犬達は運動不足から攻撃的になったりします。
肥満が増悪して肝臓疾患や関節疾患が現われ易くなったりもします。
さらには梅雨の晴れ間に気温が急に上昇する日があります。そんな時には、心不全(心臓疾患)や犬フィラリア症が急速に悪化することがあります。
雷や夕立におびえる犬達には静かな環境や、時には鎮静剤による不安の解消が必要な時があります。

 猫さんたちでは、呼吸器感染や下部尿路疾患(尿路閉鎖症)が急に増えます。外出の出来ない環境が悪化に拍車をかけていると思います。現在もしくは過去に排尿困難や血尿といった下部尿路疾患の症状があったり、この病気で入院経験のあるオス猫は注意しましょう。

犬・猫に限らず、ノミ・ダニによる皮膚炎、細菌性の皮膚炎、アトピーやアレルギー性皮膚炎といった皮膚疾患が悪化しやすい季節でもあります。シャンプーや被毛の手入れに心がけて皮膚疾患を予防しましょう。

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