今月の健康管理
ポメ目次2004年分
2004年12月15日:あなたは一年の終わりには何をしますか?
2004年11月16日号:旧暦を大切にしています
2004年10月29日号:健康診断とワクチンの季節
2004年9月20日号 :くしゃみや咳をしたら・・・
2004年9月号    :夏の終わりは「ノミ」に注意!
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2004年12月15日号クリスマスリース
あなたは、一年の終わりには
何をしますか?
12月になりました。誰しも思うことですが、一年の過ぎるのは早いものです。私たちが今年やり残したことは何でしょうか?皆さんは一年の終わりに何をしますか?

なぜか年の瀬になると、一大決心をして病院へお見えになる方があります。

「夏のころから、手当てをずーっと迷っていましたが、やっぱり手術をしてください。」

聞けば今のうちに病気を治して、お正月を健康になって迎えたいとの事です。

 あるいは、「この子へのクリスマス・プレゼントですから、健康診断とワクチンをしてやって下さい。」といったお話もあります。

はたまた 「私にはどうしても爪を切らせないので、爪切ってもらえませんか?」といった方もあります。久しぶりにシャンプーしてキレイにしてあげようとしたのですが、どうしても飼い主さんに長く伸びた爪を切らせないというのです。

健康診断やワクチンと同様に、「爪切り」といった一見簡単に見えて自宅では動物達がやらせない事柄は、私共にお任せ頂くとよろしいかと思います。


また残り部数が少なくなりましたが、受付では今年も猫と犬のカレンダーを皆さんにお渡ししています。

「今はもう飼うことが出来ませんが、これを見るとまたあの子の事を思い出せますから、どうかカレンダーを一つ下さいな・・・。」と受付を尋ねられる方もおいでです。


振返りますと、今年一年皆さんには大変お世話になりました。

私たち「さわき動物病院のスタッフ全員」は、皆さんのお役に立てることがあればといつも願っています。動物達の事なら何でも遠慮なく、また気がかりな事があればいつでもお尋ね下さい。

また来年に向けて一層の努力をして参ります。今年一年皆さんにお世話になり大変に有り難うございました。
また来年も宜しくお願い致します。

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2004年11月16日号こたつねこ
旧暦を大切にしています
11月です。暦の上では、11月7日は立冬、そして11月22日は小雪です。こうした二十四節気と呼ばれる季節の移り変わりを当病院では大切にしています。決して風流からいうのではありません。気候の変化を的確に知ることは動物の健康管理に大変役立つからです。

この時期、急な寒さや、朝夕の寒暖の差が大きくなったりすると、途端に動物達も体調を崩します。また小さな動物は湿度の変化や日照時間の変化にも敏感です。特に犬や猫では自己免疫系に障害を持つ患者さん(溶血性貧血や血小板減少症など)、品種でいいますと、犬ではボストンテリア・ドーベルマンピンシェル・マルチーズに、猫ではソマリ・アビシニアンに時として見られます。

こうした気候の変化が、症状の悪化や好転に大きく関係します。品種を問わず心臓病や関節疾患でも同様なことが見られます。

昔から、植物や動物の世話をする農家の人たちは旧暦を大切にしてきました。今私達には暦に記された季節の変化を早めに読み取ることがとても大切だと考えられます
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2004年10月29日号コスモス
健康診断とワクチンの季節

秋も深まって来ました。秋は一年中で生き物達が皆健康で過ごし易い季節です。この季節にこそやっておきたい健康管理があります。

それは、

1)「身体一般検査による健康診断」

2)「歯の検診」            

3)適切な「混合ワクチン」

です。

1)「身体一般検査による健康診断」というのは聞き慣れない言葉かもしれません。これは全身を隈なく触診したり、聴診したりして、異常か正常かを判断することです。
もちろん、動物病院では専門的な身体一般検査をしますが、これは皆さんにも出来る事ですから、お暇な時には動物たちを触って見て下さい。例えば、「瘤が無いかな?分泌物は無いかな?触った時に痛がったりしないかな?」等々です。
こうした自宅でのチェックによって、思わぬ異常に気付く事があります。

私は、飼い主さんの細かな観察力に、診療中大変驚かされます。
まさに飼い主さんは病気の「第一発見者」です。
但し動物を触る前や、触った後には清潔に心掛けて,よく手洗いをして下さいね。

2)の「歯の検診」については、身体一般検査のひとつです。口腔内診査とも呼びます。高齢な動物には特に必要です。しかし、子犬や子猫にも口の中の異常は起こります。犬や猫によっては、痛みのある口の中を見せてくれない場合があります。どちらかと言うとこの検査は、動物病院で私たちに任せて頂いた方が安全かも知れません。

 3)過去一年以上ワクチンを接種していない健康な犬達、猫達には、適切な「混合ワクチン」が必要です。
当院では、ワクチン時の検便については無料で実施しておりますから、身体一般検査や、検便をかねてワクチン接種をお受けになるのがよろしいと思います。
まれでは有りますが、動物のワクチン・アレルギーを経験された飼い主さんもおみえになると思います。そんな時には、再発を心配するあまり、ワクチンの再接種を躊躇したり、止めてしまったりせず、どうか当院にご相談ください。 現在ではアレルギーやアナフィラキシーを防ぐ幾つかの良い方策があります。
また、もしも定期のワクチン接種が遅れてしまった場合も遠慮なくお申し出下さい。ワクチン接種は、ウィルス性感染症の最も流行しやすい冬期になる前に、なさっておく事をお薦め致します。 

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2004年9月20日号あかとんぼ
くしゃみや咳をしたら・・・
朝夕の涼しさも増して、爽やかな季節となりました

この季節には、呼吸器感染症がしばしば見受けられます。
特に犬たちでは咳が、猫たちではくしゃみが良く見られます。
咳をする、くしゃみが出る以外では、呼吸困難、分泌物の異常な産生。苦しそうな息遣いといった症状が来院の理由です。

呼吸器感染症と言うと、寒い冬に入ってからの病気と思われがちですが、体力の落ちた老齢動物や幼い動物たちでは、僅かな気候や環境の変化によって、呼吸器感染症などにかかりやすくなっているのです。

初めは「咳やくしゃみ」をする犬や猫たちを見て、「へえ、動物も風邪を引くんですね。」と、軽く見過ごしていても、何日も咳き込んだり、食欲がなくなってきたりしてきますと、放っておけなくなって、来院されることになります。また、あまりの咳のひどさに、「家族が夜眠られないから」と訴えて来られる方もみえます。



さて、診断や治療ですが、犬の咳の原因には呼吸器感染症以外に、フィラリア症やアレルギー性喘息症など、いくつか病気の区分が必要なことがあります。こういった病気の区別を「類症鑑別」とか、「鑑別診断」と言います。

猫のくしゃみの原因には、呼吸器感染症だけが原因ではないことがよくあります。歯牙疾患や後天性免疫不全症(猫のエイズ症)・猫白血病ウィルスが基礎疾患としてあり、病気を更に複雑にしている場合があります。

犬たち、猫たちのためには、できる限り詳しい検査や診断を受けて治療をしてあげる事が重要です。大切な動物たちの病気を重症化させないためにも、早めの受診をお薦めします
(10月6日追記)。
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2004年9月号月見
 夏の終わりは「ノミ」に注意!
暑かった今年の夏も終わりに近づきました。

秋の気配のする季節に意外と多いのが「ノミ」による健康障害です。ノミアレルギー性皮膚炎や、「ノミ」が仲立ちして起こる「瓜実条虫」症の患者さんが多くお見えになります。

市販薬による「ノミ」の駆除も可能ですが、動物に「ノミ」がいるから、「カユイ」からと言って自分勝手な判断は禁物です。犬たち、猫たちの健康状態をよく判断してもらえる動物病院で診察を受け、適切な処置をお受けになったほうが安心でしょう。

なお、「ノミ」は人にもうつりますので、もし家族の皮膚にかゆみや炎症などの異常を認めたときは、人の皮膚科への受診をお勧めいたします。また室内に発生した「ノミ」には、部屋の「くん煙消毒」が必要な場合もあります。
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